こんにちは。48才無職です。
両親ともにがんになってしまい、精神的にかなりダメージを負っています。しかし、確定申告だけは期日通りに提出しなければいけませんので、妹がヘルプで実家に来ている間に一気に書き上げ、先週末提出することができました。今年の確定申告は嵌りました。一回では提出することができませんでした。
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無職の確定申告
無職ですので、本来であれば確定申告は不要なのですが、昨年、投資の失敗で多額の損失を出しています。また、それを穴埋めするために、やむなく企業年金を取り崩しました。
損失の繰り越し手続きと、退職所得の手続きが27年の確定申告で必要になります。
損失繰り越しの手続
まず、「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」を作成しました。
損失額もここに書けないくらいひどいのですが、必要経費も相当かさんでいます。
必要経費については、エビデンスを全部そろえるのに苦労しました。
損益計算書、必要経費の領収書・アマゾンの購入明細書などをプリントアウトすると、100ページを超えました。これが税務署に認めてもらえるかが心配でした。
次に、「所得税及び復興特別所得税の確定申告書付表」を作成しました。これは前述の損失額を転記するだけなので、簡単に書くことができました。
あとは認めてもらえるか?この一点につきます。
退職所得の手続
今回、企業年金を取り崩した結果、退職所得は控除額を越えてしまい、超えた分について約20%源泉徴収されていました。
この源泉徴収された金額の一部を還付してもらうため、確定申告する必要があります(退職所得については計算式があり、試算したところかなりの額が戻ってくることが判明しています)
記入にあたっては、確定申告書第二表の所得の内訳欄に収入と源泉徴収済金額を記載し、第三表の退職所得に関する項目に転記しました。
いざ、税務署へ
確定申告の時期になると、区役所に特設コーナーが設置され、ここで申告書を提出することになります。
今回は内容に不安な点があったため、相談コーナーで相談することにしました。期日前ということで相当混んでいて、一時間半待ちました。
玉砕…
力作の確定申告書を提出し、内容をチェックしてもらいました。損失繰り越しに関しては、問題ないとの回答をいただきました(まずは一安心)
問題になったのが、退職所得についてです。企業年金を取り崩したのは27年なのですが、退職所得の源泉徴収票は日付が26年になっていました。
この場合、27年での申告は不可、26年の修正申告を行ってくださいと言われ、玉砕しました。郵送で送らなくてよかったです。
27年分だけをその場で修正・提出してもよかったのですが、自宅でパソコンで作った方が楽なので、当日はそのまま帰宅しました。
なお、計算明細書の必要経費のエビデンスは提出不要で、自宅保管してくださいと言われました。
確定申告書を提出しました。
早速、自宅でパソコンを使って27年の確定申告書を作成しました。各項目は一度算出しているので、転記だけですみました。作業時間は実質30分でした。
区役所にもう一度行くのは面倒なので、郵便局から郵送して、27年の確定申告は無事終了しました。
残るは26年の修正申告のみ
なるべく早く、修正申告に行きたいと思います。早く還付を受けたいですから。
なお、修正申告で必要となる書類は「27年の確定申告(控)」「26年の確定申告(控)、源泉徴収票、印鑑だそうです。
しかし、私の場合は還付になるのがほぼ確実なので、通帳も持参したいと考えております。
まとめ
早い時期に申告しておけば、そんなに待たずに手続きできたと思います。来年は早めに提出しようと思います。
還付金ってどれくらいで振り込まれるのでしょうか?金額が結構大きいので気になります。
日々、介護と資金繰りで頭がいっぱいです…。でも、期日前に申告できたのでよかったです。妹に感謝です。