雑記帳

父の葬儀関連のまとめ

MKJ_shiroikikunotekusucya-_TP_V

管理人です。
父が亡くなってから3か月たちます。あっという間の3か月でした。四十九日法要も終わり、仏壇を洗濯に出して、次のイベントは新盆までありません。葬儀関連で失敗したことなどを、ここでまとめておきたいと思います。

父について

生前の父は、頑固で大酒飲みでした。酒に関する武勇伝がたくさんあります。言葉少なく、怒るとすぐ手が出る、そんな父でした。

そんな父ですが、晩年は酒もあまり飲まなくなり、家族一同安心していました。

ところが、今年の2月の病院通院の際にすい臓がんが見つかり、余命3か月と宣告され、その一か月後に旅立ってしまいました。

生前のうちにやっておいてよかったこと

  • 葬儀屋さんを決めていたこと
  • 葬儀に関する書籍を読んでおいたこと
  • 葬儀に関する情報をインターネットで収集しておいたこと
  • 葬儀の際に履く靴を新調しておいたこと

今回、一連の葬儀を滞りなく終えることができたのは、葬儀屋を事前に決めていたからだと私は思っています。

父が旅立ってから、慌てて葬儀屋を探してなんてやっていたら、こんなにスムーズにいかなかったでしょう。

また、情報収集も大切だと思いました。ただし、本やインターネットに書かれていることが全て正しいわけではありません。地域によって相場や風習が違うからです(この辺は葬儀屋さんに聞くと教えてくれます)

靴は買っておいてよかったです。余命3か月と言われて、すぐに母からお金を渡されて、靴屋で相談しながら葬儀用の靴を新調しました。

生前のうちにやっておけばよかったこと

  • 白いワイシャツを購入しておけばよかった
  • 父にエンディングノート、遺言書を書いてもらえばよかった

今回の葬儀の一番の失敗は、葬儀用の白いワイシャツを持っていなかったことです。靴を新調する時に気づけばよかったのですが、残念でなりません。喪主がグレーのワイシャツで…。悔やんでも悔やみきれません。

父は生前から「お前には遺産はやらない」と言っていたのですが、エンディングノート、遺言書は作っていませんでした。借金の肩代わりを何回もしてもらっているので、遺産を受け取る資格などないのですが、これがなかったおかげで、母の意向で法定相続分の遺産を受け取ることになりました(妹たちは文句を言っていましたが)天国の父は気分悪いでしょうね。

お通夜、葬式でよかったこと

  • 参列者の数が読めず、直前になって式場を広い式場に変更したこと
  • 葬儀屋が割烹も経営しており、通夜振る舞い・御斎の話がスムーズに進んだこと。

当初は家族葬でやりたいと母は言っていていたのですが、直前になって、今後のこともあるからご近所づきあいのある人たちにも声をかけましょうということになり、慌てて式場の大きさを変更しました。

結果は大正解で、想像以上の参列者の方にご列席いただき、広い式場がほぼ埋まりました。

参列していただいた方には、おいしいものと酒(蔬菜、粗酒と言います)を飲んでもらい、父をしのんでほしいという母の意向があったのですが、割烹も経営している葬儀屋さんだったので、助かりました。

お通夜・葬式で失敗したこと

  • 前述しましたが、喪主が白ワイシャツを着ていない…
  • 喪主(私)が通夜振る舞いで酔っぱらってしまった
  • 喪主のあいさつで読めない漢字があり、頭が真っ白になった
  • 御斎の途中で住職様が退席される際、お見送りを忘れそうになった

ワイシャツについては、最後まで妹に責められました。喪主がそんな半端な格好でどうするって、責められ続けました。

通夜振る舞いでは、喪主が残っていただいた方々に、お酒を注いで回ります。その際、返杯されるのですが、全部飲み干してから注いでもらったため酔っぱらってしまい、式の後で家族にこっぴどく怒られました。

あいさつ文で読めない漢字があったのは、完全な事前確認ミスです。葬儀屋さんからもらった例文を手直しして臨んだのですが、ひとつだけ読めない漢字があり、顔面蒼白…。

住職様が途中退席される際は、喪主がお見送りをするというのは知っていたのですが、本番では忘れてしまいました。これは妹の旦那さんに助けていただき、何とかなりました。

相続手続でよかったこと

  • 司法書士さんを知り合いから紹介してもらえた
  • 父の通帳・印鑑は母が管理していた

相続に関する手続きは司法書士さんに依頼するのが通例ですが、どの司法書士さんがよいのか、まったくわかりませんでした。父の親友の方(商工会に入っているから顔が広い)からお話を聞き、我が家にあった司法書士さんを紹介していただきました。

通帳・印鑑の類は母が一元管理していたので、相続財産を確定するのが非常に楽でした。

相続手続で失敗したこと

これは特にありませんでした。ただし、時間はかかりました。ゆうちょ銀行が一番時間がかかりました。

最後に

発達障害の私が喪主を何とか務めることができたのは、周りのサポートがあったからです。家族、親戚の皆さんには感謝しております。しかし、喪主は二度とやりたくないのが本音です。

前述のとおり、葬儀屋さんを事前に決めておいた、これが今回の一番のポイントだろうと思います。

 6,961 total views,  12 views today

<

-雑記帳